「風の王国」_五木寛之
| 内容(「BOOK」データベースより) トラベル・ライターの速見卓は、取材で初めて二上山を訪れた。二上山で速見が見たのは、 この世の者とは思われない速さで山を疾駆する「翔ぶ女」葛城哀。そして謎に満ちた「へんろう会」の人々。 彼らはいったい何者なのか?二千年の大和の闇の部分を巡る道、二上山の南麓から葛城・ 金剛の山裾をぬって風の森峠までのルートは、大和の“影の細道”にあたる。朝日さす神の山・三輪山に対して、西の二上山は、 日の沈む浄土の山。山頂には、悲劇の皇子・大津皇子の墓があり、この世とあの世の境の山…。その日から、 速見の想像を絶する人生が動き出していく。戦後、もっとも危険な小説と称された愛と戦慄の五木ロマン最大傑作、 著者の徹底改訂を経て遂に登場。 |
五木寛之著「風の王国」 を最初に読んだのは、
確か20年程前の事。
小説の中の異次元的雰囲気が大好きで、
いつか再読したいと思っていた本です。
図書館から借りてきました。
青・赤・緑の表紙の全3巻。
驚いた事に、
中の文章は横書きです。
冒頭に置かれた、
「一畝不耕、一所不在、
一生無籍、一心無私」。
この言葉のイメージが湧いてきて、
読み進める事が楽しくなる小説です。
五木寛之を好きな人は
確実に読んでいるでしょうが、
そうでない人も楽しめる本です。
映画化されても良いんじゃないかな、
と思いますし、
サザン・オールスターズの
「愛の言霊」のような雰囲気の歌が、
主題歌か挿入歌に使われたら
最高だと思います。
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